コロナ渦で、人々の生活は一変しました。
今まで当たり前にできていたことができなくなり、世の中の常識も覆えり、情報は錯綜し、溢れ、何を信じたら良いか分からない時代であるとも言えます。
世の中に蔓延するこの「不安」とどのように向き合えば良いのでしょうか?
でも、もしこれが最適な出来事であるなら?
宇宙は完璧なので、常にこの世に最適な出来事しか起こしません。
仕事が減り、減収や事業が立ちいかなくなる企業や店舗がある中、逆にこの流れを追い風にしている事業者があるのも事実です。
両者の違いは何でしょう?
後者は、今までの仕事を振り返り、「このままではマズい」と大きく別の方向に舵を切った人々です。
「当たり前」の世界にどっぷり浸かっていると、見えなくなるものがあります。
「当たり前」だから、責任を自分ではなく、外側(今ならコロナ)のせいにしてしまい、不平不満が溢れます。
ただ、失敗したとしてもそれは同時に、これらにも宇宙からの「学び」が含まれているのですが。
そんな風に、宇宙はこの世に何か「変容」をもたらす為にいまの状況を創っているのだとしか私には思えてなりません。
今、目の前の出来事に「これが自分にとって最適な出来事だったら?」と問いかけてみると、周りを恨むのではなく、前向きな解決方法が必ず見つかります。
目の前にあることに「無心で」取り組む。これこそが解決の糸口になっていくのです。
そして「不安」や「心配」というものは、漠然とした感情である、ということにも気づきます。
深刻だ、心配だ、と思っていたことが、翌日にはなんでもなかったことが分かった、なんてことはありませんか?
実際、米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によると、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになっているそうです。
さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。
つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%なのだそうです。
起こらないかもしれないことに心を支配されてしまうのは、とても勿体無いことですよね!?時間こそ、有限です。
不安や心配事に飲み込まれそうになったら、何か「無心」になれるものを見つけると良いです。
趣味でも良いし、家事など、ご自身の没頭できるものがおすすめです。
私の場合、まな板に向かい、野菜をひたすら切ります。
大根、人参、キャベツの千切りなどがオススメです(笑)
板に包丁が当たる感触がとても心地よく、「今ここ」を感じることができます。
ルーティンを持つことも良いことです。
有名アスリートなどは、「平常心」を保つ為に、必ずルーティンを持っていますね。
本当の自分ではなくなったときに、自分に立ち返ることができる場所を持っている人は、強いです。
心配事ではなく、「自分への向き合い方」が今、問われている時代なのではないでしょうか。