ビーチという植物は、イギリスで非常によく見られ40mにもなる堂々とした寿命の長い落葉樹です。
樹皮は滑らかな灰色で、葉は卵形で美しい緑色をしており、夏の晴れた日にこの木を見上げるのは清々しい光景です。
このレメディを必要とする状態は、人に対して批判的で心が狭くなっている状態です。
周りの欠点やアラばかりが目につき、つい批判的になります。
人の置かれている立場を理解することが出来ずに、相手の弱点が目に付き、自分の価値や観念を基準に批判したり、ジャッジしたりしがちです。
ビーチのタイプを持つ人たちは、高い理想や水準を掲げていて、自分については正しいと思い、人については粗探しをし、苛立って批判したりする傾向にあります。
型にはまった狭い見方で、厳しい監督者のように振る舞うことで、傲慢に見られてしまうこともあります。
…まさしく、主人にピッタリ当てはまるレメディ。(汗)
長男に対する態度がまさしく上記のような感じなのです。
早速、服用させてみたところ、例のごとく、部屋を片付ける、片付けない、で長男とやり合う場面が勃発!!
なんだ、レメディー効いていない???
お互い、激しい怒号の末、静かになったところに恐る恐る近づいたところ…
なんと長男に効いていました。
一人、何事も無かったかのように黙々と、片付けをしておりました…。
子供は、親の問題を引き受けてくれていると聞いたことはあるのですが、きっとこの事なんだろう、と思いました。
このレメディーは、自分の周りの全てのことに善と美をもっと見出す必要性を感じる人たちのものです。
目に映るものの多くが間違っていても、そこに何か良いものが育っているのに目を向けられる能力を持つ為のものでもあります。
人によってそれぞれ違ったやり方があり、全てのことがおのおのの最終的な完全性の為に作用していることを理解できるようにしてくれます。
長男はまさに自らの姿で、父親にそのことを教えてくれたのだ、と思いました。
「言いすぎた」と反省してくれることを祈るばかりです…。