実は私、外反母趾でした。
一昨年前くらいに、どうにも親指の付け根が痛くなってしまい、とある接骨院のドアを叩きました。
それまで、外反母趾はハイヒール(足に合わない靴を履いていた)のせいだ、と思っていましたが、そこで教えられたのは全く違う見解でした。
原因は、普段からの歩き方にあって、「ゆるかかと歩き」というメソッドに従って歩行すれば、自然と外反母趾が改善されるのだとか。
半信半疑、そのメソッドを試してみることにしたのですが、まずそれで目からウロコだったのは、自分は普段からかなり前傾姿勢で歩いていた、という事実でした。
その為、つま先にかなりの負担がかかっていて、親指の爪が白っぽくなるくらいでした。
正しい姿勢で(丹田に力を入れると整います)片足ずつしっかり持ち上げながら着地、を意識して歩きます。
(まるで、歩く瞑想のようだ、と思いました)
そういえば、以前の私はあれこれと思考ぐせがあり、「今、ここ」とは程遠いところに居たなぁ、と振り返ったり。
今現在、お陰様で随分と解消され、5本指がちゃんと開くようになりました♪(以前は力を入れてもカチカチで動きませんでした)
普段から無意識の「クセ」を積み重ねていくと、身体にも大きな影響を与える、ということを体感した出来事でもありました。
同じように、体の不調には、必ずと言って良いほど心が密接に関わっています。
思考のクセは、筋肉にも伝わり、やがて肩こりや腰痛など、あらゆるところに影響を与えていて、その逆も然りです。
コリがほぐされると、心も緩みます。
そんな風に、心と体は繋がっているのです。