よくスピリチュアルで、本屋さんに行ったら棚から本が落ちてきた、というお話を聞きますが、今日、Kindleを開けた時に一番に飛び込んできた本がこれです。
毎朝3分、日記をつけることで「内観」をうながし、望む未来を創っていこう、というもの。
ユニークなのは、毎日一言すでに記入されているポジティブな言葉を、上からなぞっていく作業があります。
写経にインスピレーションを受けたそうで、文字をなぞることで「今ここ」の瞑想状態を作ることができるのだとか。
また、「書く」という行為はいろいろなメリットがあります。
To doリストなども、「書く」ということで、頭の中に留めておく必要がなくなり、そのことに対する心配や不安を手放すことができます。
そして何より「思考の現実化」が進みます。
書くことがいろいろな良い効果があることは、様々な心理学者や成功者が口にしていることでも証明されています。
そしてこの本を読んでいて気づいたことは、ただ書くだけでは「思考の現実化」に繋がらない、ということです。
本によると、書くときの感情が大事で、ポジティブな気持ちで、文面も「嬉しかった」「ありがたかった」「ワクワクした」などの言葉で締めることが重要とされています。
思考を現実化させる時の1番の妨げは「ネガティブ感情」です。
長い間、繰り返された苦難や他人への不信感、不平、不満…。
私たちは、知らず知らずの間に、こういった負の感情を心の中に留めてしまいがちです。
そして、この負の感情こそがブレーキとなり、望む未来への1歩を踏み出す1番の妨げになるのです。
私自身、焦り、ストレス、怒り、不安、心配、落ち込み、考えすぎ、精神疲労、恐怖、悲しみ、うつ、失望、罪悪感、自己否定、、いろいろな感情を溜め込んでいました。
欠乏感も然り。
負の感情を解放し「足りないもの」ではなく、「今在るもの」に目を向けられるようになることが、思い通りの人生を描く上で一番大切なことになってくるのです。