人生、生きていると良い出来事だけでなく、悪い出来事、起きて欲しくないと思う出来事にも遭遇します。
そんな時、どんな反応をしているでしょうか?
ここでひとつ、ワークをしてみます。
目線より上になるように、右手か左手で人差し指を立ててみてください。
その立てた指を右回りに回してみます。
そのままの回転を保ち、螺旋を描きながらお腹あたりまで下げていって、再度ご自分の指の動きを見てみてください。
さて、人差し指の動きは、どちらに回っていますか?
「右回り」だったはずが「左回り」に反転しているはずです。
一事が万事。
全ての物事は、このような仕組みになっています。
世の中の殆どの人が、このようにひとつの視点からしか物事を見ません。
本当は、物事はいろんな方面から多角的に見ることがとても重要なことです。
その時に重要なものがもうひとつ。
「Why?(どうして?)」ではなく「How?(どうやったら?)」
と考えてみること。
「どうして、自分はダメなんだろう…」
と考えても答えは見つかりません。「自分はダメ」と思わせる現実を引き寄せるだけです。
「どうやったら、うまくいくだろう?」
と自分への質問を変えてみることがオススメです。
育ってきた環境や、人間関係などで築き上げられた固定観念もそのひとつと言えます。
自分はこう捉えていたけど、もしかしたら違うかも?と違う見方をしてみると、今まで見えていなかったことが見えてきます。
人は、見ようとしたものしか見ることができません。
「色メガネ」を外した先には、きっと違う世界が広がっているはずです。