表題は、幸せであることの黄金鉄則のような気がしています。
特に「よく噛む」ということには、とても深い意味があります。
私たちは当然ですが、食べ物を食べることで体を維持しています。
食べ物を口に運び、咀嚼して、体内に栄養素を取り入れています。
実はこの「咀嚼」がとても大事な行為です。
食物を噛む回数ですが、大体1回につき30回以上咀嚼することがオススメです。
咀嚼は唾液の分泌を促します。
きちんと咀嚼をせずにものを食べると、食べ物に唾液が混じらず、腸での吸収が悪くなります。
結果、食べ物を効率よく腸で吸収し、体内に取り込めないと、食欲が次々に湧いてきて、どんどん「過食」になってしまう訳ですね。
このように、咀嚼はダイエットや健康維持のためにとても大切です。
更に朗報なのですが、「咀嚼」は小顔効果もあります。
これ、個人的にもかなり嬉しいポイントです(笑)
「噛む」という行為はアゴにも良い働きかけをしてくれます。
噛めば噛むほどアゴが鍛えられ、小顔になる、というわけです。
「30回なんて、噛んでいられない!」という方でも、小顔になると思えばできませんか?
要は、口の中を唾液で潤して、食べたものをしっかり潰して飲み込むことが大事なのです。
「食事タイムは小顔タイム」と名付けてトライしてみます。
そして、自分が実行してみて気づいたのですが、「30回噛む」ことを意識すると、「今この瞬間」に居られる、ということでした。
「咀嚼」は半ば「瞑想」の役割も果たしてくれている気がします(笑)
過去でも未来でもない、「食べ物を食べている」という今この瞬間に集中できる、というメリット付きです。
そして、今まで「よく噛む」ことは良いこと、ということは分かっていながら、日々を忙しく送る過程で、ついついその事を疎かにしていた自分に気づきました。
食事は殆ど、流し込むように食べていたので、相当胃腸にも負担をかけていたと思うし、何より、負の感情までも一緒に飲み込んできました。
これからは、胃腸もいたわってあげようと思っています。
「どんな気持ちで食べ物を口に入れるか」という点でも「笑う」ということはとても重要です。「話す」ということも然りで、楽しいコミュニケーションは気分に張り合いを出してくれます。
そして、「よく笑い、よく話す」ことも噛むことと似ていて、顔の筋肉を使う、という点で共通しています。
筋肉は硬くなると血行が悪くなり、セルライトも溜まってしまいます。
ですから、硬くならないように鍛えることが重要なのですね。
これらの筋肉はよく噛むこと、よく笑うこと、よく声を出すことで鍛えられます。
よく笑うことで、口の周りの筋肉が、声を出すことで、喉のあたりにある筋肉や頬骨あたりの筋肉が、よく噛むことでアゴの筋肉が鍛えられるのです。
顔や首の筋肉を鍛えると、引き締まった小顔に変わります。
また、これらの筋肉がしなやかに働き出せば、肌にハリが出て美肌になることもできるのです。
このように、心と身体は繋がっています。
両方からのアプローチが、大きな変化をもたらすために必要なことと言えるのです。